前回は長男猫ナッツとの出逢い方について書きました。
今回は弟分猫3兄弟との出逢いについて書いてみますね。
産まれたての子猫が放置?
2015年8月8日曇り。
その日は私の持病の痔が悪化して出血量がかなり多く、貧血で仕事を早退して昼過ぎにフラフラになりながら帰っていたところ、用水路から子猫のか細い鳴き声が聞こえるのです。
探してみたところ、小さな子猫1匹発見。
とても降りれるような用水路ではなかったので相方に電話して迎えにきてもらう事に。
相方が到着してから2時間程、少し離れたところから子猫を観察。
もし、親がいるなら触らない方が良いと思ったので。
待ってる間に相方は一度帰って猫を入れるバッグとタオルを用意。
しかし2時間以上経過しても他の猫は一向に姿を現さず、カラスが子猫を狙ってる様子だったのと雨が降りそうな天気になってきたのでとりあえず保護する事に。
虫の息?そして3匹!?
私は貧血で用水路に降りる事はできなかったので子猫を見守りながら相方が降りれる場所を探して子猫のいる場所に向かい、やっとたどり着いたのですが…
「3匹おるねんけど1匹しか鳴いてない。あと2匹やばいかも。」
とりあえず皆連れてきてもらって持ち帰りました。
戻ってくるまでにひたすらネットで子猫を保護猫したらする事を検索しまくる私。
まずは体を温める事に集中して、家に帰ってから湯たんぽ的な物をタオルにまいて暑すぎないくらいに調整して3匹の体を温める。
そしてノミをひたすらとる。
私ノミとりに関してはかなり手際が良いのです。
潰さない様に指でつまんで洗剤にノミを沈める。
かわいそうに、小さな体にいっぱいノミがついていました。
温めると、残り2匹も鳴き声をあげて3匹ともモゾモゾ動く様に。
まだ目も開いてないし、へその緒らしきものがついてる子もいるし、毛の感じからも生後1日〜3日くらい?
手の平サイズです。
これは翌日に撮った写真だったと思います。
親がいないという事は捨てられたのかも?
ミルクの準備
私が家で子猫を見ている間に相方がペットショップまでひとっ走り。
ミルクと猫用の哺乳瓶を購入。
ミルクは何種類か購入したけど、最終的には粉ミルクを使ってました。
人肌程度に冷ますのが難しいし、飲まなかったのは捨てないといけないし、面倒。
だけどしないと元気に育たない。
こんなん当たり前の様にやってる世の中のママさんを尊敬します。
最初は哺乳瓶の先を中々咥えてもらう事もできなかったので、専用のスポイドも買ってきてもらい、少しづつ口から注入。
小さいお口から溢れながらも、なんとか飲んでくれました。
目が開くか開かないかくらいの頃には哺乳瓶に変更。
耳がしっかりたつくらい成長すると自分で瓶を持ってゴクゴク飲むように。
この頃は3匹で哺乳瓶争奪戦が起こってました。
この頃から食に関してはモカが強い!
ちなみに猫の子猫のミルクやりは2時間に一度。。。
幸い相方が無職期間(結局3年以上無職) だったので、私が仕事の間ずっと面倒を見てくれてました。
夜は私もミルクやりをしてましたがやはり相方の方が上手に飲んでて悔しい気持ちもあったり。
排泄について
子猫は自発的に排泄ができないのでお尻をこしょこしょ刺激して出させてあげます。
ミルクしか飲んでない子猫のウンチは真っ黄色の柔らかい物体で、初めて見たときはびっくり。
ティッシュや綿棒、キッチンペーパーを使って、お湯や水で濡らしてみたり、コヨリを作ってみたり色々試行錯誤した結果、キッチンペーパーが1番良かったような記憶です。確か…
うーちゃんだけ足が変な方向に曲がってる様に見えて、他2匹が歩く様になってもうーちゃんだけ足をズリズリして歩けず、もしかしたらこの子は足が駄目かもしれないと思ったのですが、できる事は何でもやってみようと思い、足を毎日マッサージ。
うーちゃんは目ヤニもかなりひどくて一時期片目が開かなくなってしまう事も。
ぬるめのお湯を浸したティッシュやガーゼで毎日ふきとり。
モカも目ヤニが多かったですが目が開かなくなる程ではない。
レオだけはなんの問題もなく成長しました。
多分最初鳴き声をあげてたのはレオかな。いや、モカかも?しっぽを見るとうーちゃんではない。
最初は自分でご飯とトイレができる様になったら手放すつもりで、ナッツがいるし飼うのは無理だなと思ってました。
相方は野良に戻すつもり、私は里親探し。
名前も特に考えず適当につけてしまい。。。
モカは男の子なのに顔が女の子みたいにかわいいからとモカちゃんに。
途中まで女の子だと思い込んでてピンクのフリフリリボンの首輪をつけてました。
こんなにかわいい子を手放すなんて無理
この子達は母の顔を見たこともなく自分の親は私達だと思ってます。
里親を見つけれるならまだしも、いきなり野良に戻すなんてしたらどんなにショックな事か。
猫を捨てる人と同じです。
しかもミルクや排泄のお世話をしたりめちゃくちゃ甘えてくる姿を見てると
「あれ?この子達私が産んだんじゃないかな?」という錯覚まで。
今までずっと子供が欲しかったけど結婚もできず子宮に問題もあって自分の子供は諦めててやりたい事もなく生きる楽しみもなく早く人生を終わらせたかった私にとってこの子達とナッツはまさしく生きる希望に。
保護団体とかもう少し里親探しをするよりも、もううちの子にしようと決めました。
この子達を元気に育てて幸せにするのが私の生きがい。
今は膀胱炎になってしまい、もっと気をつけてあげれば良かったと反省。
この頃のナッツ
何故バケツ?
モカは今では何故こんなに大きくなってしまったのだろう。面影がない。
現在のモカ
相方からは、
「あの日自分(私)が仕事を早退していつもと違う人通りの少ない道をあの時間に通ったからあの子達を見つける事ができたから、これは運命やな」と言われます。
猫の面倒を見てくれるなら無職の相方に働く事をせまる事もなくなりました。
長くなってしまったので今日はここまで。
いつもご訪問やコメントありがとうございます(◍•ᴗ•◍)❤