1月に足引きずる様になったうーちゃん。
かかりつけの病院の触診で、膝蓋骨脱臼という事が発覚。
小型犬に多い疾患で猫では珍しいそうです。
外科手術か保存的療法か自分が納得できる方を選ぶ
最初は手術するつもりだったけど、症状が大分治まってる時も度々あったので早く決断しないとと思いながらも毎日ずっと悩んでました。
最終的に相談させてもらった2次診療をやってる病院出身の整形外科が得意な院長先生の説明を聞いて、保存的療法で自分を納得させました。
ここにはうーちゃんは連れていかず、1/2〜3/5のうーちゃんの歩き方動画でまとめたのと、他の病院での触診レントゲン結果とグレードを伝えて相談しました。
手術した方が良いという獣医や、手術は必要ないという獣医の意見もあることも。
できる事なら保存的療法を選びたいが手術しないといけないレベルなら手術も考えてるが術後の安静とリハビリがきちんとできるのか、うーちゃんの性格と家の環境ふまえて相談したら全部分かりやすく説明してくれました。
・猫は犬と体の構造が違って、もともと膝の皿は緩い上に乗っている。
(うーちゃんの右後足の様に脱臼もってても症状出ない事もある)
・症状が一気に悪くなった後、落ち着いたりまた悪くなったりを繰り返した後落ち着いて何も症状でなくなる事もある
・症状が再発何度もするならやはり手術も検討しないといけないが膝の損傷具合によっては手術をしても再発する事もある
・手術よりも術後の安静が猫の場合難しい
術後3ヶ月くらいは完全に狭いケージ生活。どんなに鳴き叫んでも出したら駄目。
最初は術後の痛みもあって大人しくしてても骨がくっつくと本猫は歩けると思って暴れだす。けど完全にくっつくまでは絶対安静が必要。
実際手術した飼い主さんの事も知ってるけど、ずっと鳴き叫んでて辛かったとの事。
猫の性格が変わってしまう事もある。
・そもそも猫の性格によっては手術自体が難しかったり術後の安静ができない子もいてる。それもリスク要因
★なんにせよ、犬の場合は症例も多いので判断基準が明確だが猫は症例が少ないので判断基準が明確でない
手術以外で今できる事
・体重を減らす(現在6.3kg)
・安静にする(高いところのジャンプ、走るNG)
・足を滑らせないようにマットを敷くなどの環境を整える
・サプリメント(アンチノール)
猫は痛み止めの薬は気軽に使えない。アンチノールには消炎鎮痛作用のある成分も入っているとの事でサプリメントなので毎日ずっと飲ませて大丈夫との事(別の病院では、サプリメントは気休め程度だからあまり期待しない方がいいけど悪いものではないから何もしないよりはいいかもねと)
現在のうーちゃん
3/8〜毎日アンチノールを朝晩1粒づつちゅーる少量に混ぜてあげてます。
最初の2週間は1日2粒ですが、その後は1日1粒です(絶対にそうしないといけないわけではないみたいですが使用方法ではそうなってるので一応)
今のところ下痢も嘔吐もありません。
他の子のトイレハイにつられて、いきなり走り回ってジャンプしてしまった時はその後足をカクカクして歩きにくそうにしてますが、阻止できる限り走りそうになったらケージに入れて安静にさせておくと、多少違和感ありますが症状は落ち着きます。
犬用の1段の大きめのケージ(118×73×65)を購入したのですが1匹だけで入れると5分もせずギャン鳴き。
レオと一緒に入れると少しマシだけどやっぱり鳴く。
私が一緒に入ると鳴かずに横になってくれる。
今日は朝一緒に入って、私の来ていた羽織を一緒に置いてそっと出たところケージの中で爆睡してます。
なんていい子なの。うーちゃん。
今までの経緯
⚠レントゲン写真あります
1/23かかりつけの病院で診察。膝蓋骨脱臼の診断。
2月入って一旦症状落ち着いてたのですが2/16再度悪化。
かかりつけ病院では手術ができないからと、手術ができる病院紹介。
紹介先の病院で、うーちゃんをまず触診してもらったところ、症状が出てる左後足(グレード2内包脱臼)だけでなく、全く症状の出てない右後足も押すと簡単に膝の皿が外れるので右もグレード1の脱臼。
多分先天的なものでもともと緩いとの事。
(いつもの病院の方が手際よくてうーちゃんも落ち着いてるのに、この日は震えるし鳴くし診察台でも少し暴れる)
レントゲン写真はこちら。
★左写真…まっすぐ立った状態
★右上写真…右後足。膝の上にちゃんと皿が乗ってます
★右下写真…左後足。皿が内に外れて重なった様に写ってます
担当したのは院長先生。
外科手術をしないと治る事はないし、まだ5歳で若いから僕なら手術をする。
ただ、犬なら即手術と言い切るけど猫は犬と構造が違うのと、術後の安静とリハビリも難しいのでここで判断するのは難しいと。
うーちゃんの場合、左足だけでなく右足も脱臼持ってるので手術する事で余計悪くなる可能性もあって、猫は症例が本当に少ないので自分の経験では手術はできないので2次診療のみやってる設備が整った病院のベテラン先生を紹介ならできるとの事。
ただ、その先生でも犬の症例はかなりの数経験してるけど、猫の膝蓋骨脱臼は片手で数えるくらい。
外科手術にするか保存的療法にするか悩むにしても一度連れて行って診てもらった方が良いといわれました。
家からどんどん遠方の病院を紹介される。。。
その2次診療対応の病院は車で往復3時間。スムーズに行けて3時間。道が混んだら…しかも大きな病院だから待ち時間もあるやろし負担おおきくない?
しかも移動はタクシーだから車で待つこともできない。
大阪のタクシーは運転も荒いし、道迷う運ちゃんも多いのです。(私の運が悪いだけ?)
ネットの情報も犬の事ばかりで猫についてはほとんど情報がない。
普通に調べるだけでは駄目かと思い、色んなワードで検索したり、猫飼いさんの個人ブログや動物病院のブログを読み漁ったらボチボチ出てきました!
岡山県にある、ある動物病院の院長先生のブログからコメントでうーちゃんの症状と経緯と病院からは手術をすすめられた事を説明して、相談したところ「診察してたら猫の膝蓋骨脱臼は、まぁまぁ見かけるけど歩けるなら手術の必要も運動制限も不要。ただ、6.3kgはあきらかに体重過多なので療法食をあげるならそれ以外のフードはあげずに体重を減らすのが1番」というアドバイスをもらいました。
また別の個人ブログ(ブログの内容から、おそらく動物病院勤務の方)では同じ様な症状の猫でブログに手術の内容と写真、各費用の詳細と術後の通院、猫の様子をブログにアップされてて、病院のサイトより分かりやすかったです。
この方の猫さんはまだ2歳の時に手術を受けて、遊びたい盛りだったのもあり手術を受けて本当に良かったから若いうちに手術した方が良いというお言葉。
この方、とても親切で病院も教えてくれたのですが愛知県はさすがに遠い。。。
そしてうーちゃんはあまり遊びまわるタイプではない。
我が家で走り回るのはレオのみ。
相方は、日にちが経てば落ち着くから手術はしないと言って、遠方の病院にもストレスなるだけやから絶対連れていかないの一点張り。
うーちゃんの膝蓋骨脱臼の話題を出すだけで機嫌が悪くなるから調べた事や他の手術した猫の話は家ではタブーみたいな雰囲気。
近所の犬飼ってる知り合いに近辺の動物病院の情報をワンコネットワークで聞いてもらったり、知り合いの猫飼いさんにも相談したりとしてたのですが、自分の事のように親身になって相談にのってくれて本当に感謝しきれません。
犬飼ってる友達にもしょっちゅう相談したり。
一人で抱え込んでたら病んでました。
人によっては、命にかかわる様な事じゃないんだしおおげさな…
と思われるかもしれませんが自分の判断次第で猫の負担もかわるので、普通はこうするではなく、その子に合った判断をなるべくなら選びたい。
本猫の意思を尊重したいから喋ってくれたらいいのにと何度思った事か。。。
また一旦ブログから離脱しますが、またひょっこり現れます〜